フラッシュバックを大幅に減らすには、カウンセリングなどで時間をかける方法がお勧めです。
10セッション、20セッション、状況によりますが、身体志向のセラピーで多くのクライアントがフラバが大幅に軽減されております。
そもそもフラバは色々な形で現れます。
1.映像 2.感情 3.身体感覚 4.精神的な気分 5.認知
分かりやすいのは、映像だと思います。嫌な記憶が突然出てきて、過去に戻った感覚。トリガーによって、芋ずるのように過去のトラウマの記憶が出てくる。感情のフラッシュバックはつかまえるのが難しいと感じられるかもしれません。今起こってる出来事でイライラしているのか、過去のフラバなのか?
身体感覚もつかまえるのが難しい。なんか、むずむずする。胸がむかむかする。頭が重くなる。うつのような精神的な気分としてフラバ。
認知としてのフラバ。「私は、だめなやつ」など厳しい親に「お前は、弱々しいやつだ!」といわれたフラバ。そして「僕は弱々しい」と自身に言っていること。
色々なフラバがあり、「これはフラバかも」と思うだけでつかまえやすいかも知れません。人によりフラバのパターンがあるようです。映像のパターン。感情そして映像のパターン。身体、感情、うつというパターン。全部一気に来るパターン。
私たちが感じているよりも多くのことがこのフラバの影響ではないでしょうか。私たちはなぜそこまでイラつくのか。なぜなんとなくうっとうしいのか。なぜうつに。なぜそんなきつい言葉を自分や相手に浴びせるのか。 フラバと関係している可能性は大きいのです。
それはフラバをフラバだと認識することから始まります。「これはフラバなんだ」と自身に言ってください。
そして「また、きたの君~ 懲りないね~」と、おせっかいで、やさしい友達が突然家に来た様に、フラバを迎えてあげて下さい。
もちろん、口で言うのは簡単ですが、いきなりフラバに襲われ、何がなんだか分からずに1時間経って、ぐったり、などということもあると思います。だから、少しつかまえるだけで変わってきます。少しの気づきでいいです。
特に身体感覚を回復させ、ヨガなどして、体を感じてあげる。身体感覚のイライラやムカムカなどをつかまえましょう。そうすると、フラバだ!っとすぐにつかまえやすくなるでしょう。
カウンセリングではまずフラバの起こる2時間くらい前から時間軸に沿って聞き取りをしていく。フラバの直前は?フラバの最中は?その後はどんな感じか?身体感覚、感情、認知などを聞いていく。
ソマティックなアプローチで進めていくと、フラッシュバックが減っていく人は多いです。
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