人は何かの体験をすると
色々なレベル、チャンネルで
プロセスする。
その色々なレベルがSIBAM.
ソマティック・エクスペリエンスの創始者であるピーター・リヴァインが提唱したもの。SIBAMは以下です。
身体感覚 (Sensation)
イメージ (Image)
行動 (Behavior)
感情 (Affect)
意味 (Meaning)
例えば、店の定員さんに一目ぼれをしたとする。
その時、
身体がふわっと軽くなり(身体感覚)
嬉しい気持ちになる(感情)
そして、その人と食事にいったり、
楽しそうに話していることを想像する(イメージ)
そうしているうちにドキドキしながら
速足でお店から出ていった(行動、動作)
その帰り道、この出会いは何かの縁なのだろうかと
考える(意味)
というように、何か出来事は
色々なレベルでプロセスされます。
では
トラウマに遭うとどうか?
この5つの中のどれかが、
強烈にくっついてしまうとも言えます。
昔犬に噛まれたから、
犬を見たら(イメージ)
体が硬直し(感覚)
恐怖感が出てくる(感情)
この3つが強烈にくっついているのです。
セラピーの目的な
この3つをゆっくりと安全に
解いていく作業です。
犬を見ても
恐怖を感じなようにしたり、
体が固まらないようにしていくことです。