北米で17年在住し、世界的にパイオニアであるカナダの男性サバイバー支援センター(BC Society for Male Survivors of Sexual Abuse)で6年勤務しました。
そこで、100名以上の過去に性被害を受けた男性(男性サバイバー)の心理カウンセリングを担当しました。
神戸でカウンセリングオフィスPomu(ポム)を開設後、10年で800名以上の男性サバイバーの方の相談。
その他のトラウマを抱えた人への臨床は2500名以上。10代から70代まで。継続的にカウンセリングをして改善している方は多数。
トラウマから回復するための様々なトピックで150記事ほど公開しているサイトを運営しています。
記事の中に動画も公開しています。トラウマに関わる支援者はもちろん、トラウマを抱えた方にも参考になる内容になっています。ぜひ一度、訪問してみてくださいね。
カウンセリング対象者
■ 性的いじめ
■ 性的傷つき
■ DV
■ 性的虐待
などを過去に受けた少年、男性、LGBTの方。そのパートナーや家族。
女性でトラウマを克服したい方もどうぞ。
カナダで動物介在療法の第一人者の元、研修を継続的に経験しました。トラウマを回復させるのに経セラピー犬が効果的だと証明されています。
対面セッションでは、犬が必要に応じて立ち会います。辛い時に犬がいることでとホッとできた、見ているだけで癒された、と言われます。
性的虐待について、トラウマ回復に関しての研修に日本やカナダで参加し続けています。最近では欧米の研修もそのままオンラインでも学べます。
どんどん新しい情報や知恵がこのトラウマの分野では出てきています。より効果的なものを提供するために、情報を常に日本と海外から取り入れています。
電話、Zoom / スカイプでのカウンセリングも対応しております。継続的に受けることで回復されている方も多いです。北海道から沖縄まで全国からご相談頂いています。
対面でのセッションは神戸の元町にて行っております。
アプローチはクライアントの意思を尊重することが第一にあります。相談者に合った進め方を一緒に考えていきます。
身体志向のソマティックなアプローチを中心にカウンセリングをしています。そして、脳科学、トラウマ理論、神経システム、解離、愛着をベースに、ハコミセラピー、フォーカシング、認知行動療法、NLP、イメージ療法、マインドフルネスなどを取り入れています。
このようなソマティックなセラピーとパーツ心理学を組み合わせたものが最適です。海外ではそのような傾向になってきています。何よりも、まず相談者のリソース(強み)を大事に進めていきます。
クライアントさんの状態に合わせて効果的に、そして負担が少ないように進めていきます。
40代 男性
「カウンセリング中に性的興奮を抑える体験が出来ました。自分の体をコントロールできる!という感覚は驚きの体験でした。」
40代 男性
「ここのカウンセリングは犬がいるのがとてもいいです。犬と関わりながらトラウマの回復と大事な人の死を乗り越えれた気がします。仕事をする勇気がありませんでしたが、何か吹っ切れた感じがしました。そのおかげで仕事が決まりました!この男性サバイバーのオフィスの存在が生きていく希望になります。」
30代 男性
「いじめによって20年以上顔のコンプレックスで日常生活にかなり影響していました。まず10セッションのトラウマセラピーで、顔が全く気にならなくなりました!さらに10セッションくらいすると、性的虐待の嫌な胸の感覚もほぼなくなりました。そのおかげで日々味わったことの無い高揚感で、新しいことに挑戦できる自分になりました。」
40代 カナダ人男性
「6ヶ月にわたりNobukiとカウンセリングを続け、言葉では言い表せないくらい助けになりました。特に、恥、罪悪感、怒り、困惑、絶望感から少しずつ解放され、勇気と自信に変わっていきました。Nobukiの思いやりと自信が、私にとって長期的な変化をもたらしました。」
30代 男性
「毎日夜になると強いフラッシュバックに悩まされていましたが、12回の相談で月に1度あるかないかになりました。しかも、その強さも大幅に軽減され、自分で対処できる程度です。」
性的虐待の内容を話さなくても、回復は可能です。吐き出すように語ってもより状態が悪くなることがよくあります。
もちろん、語ることを否定している訳ではないです。特に「語る」選択をされる方はゆっくり、少しずつが基本です。
過去の性的トラウマを一切話さなくても、フラッシュバックや解離、依存などが大幅に軽減されています。「話す」だけのカウンセリングは不十分です。
まず、なぜ私は男性サバイバーの支援をし続けるのか?
それは、しっかりした支援があって当たり前だから。6人に1人の少年が性的虐待に遭っているから。
約1000万人の男性サバイバーが日本にいるだろうから。「少年の性的虐待」はまだまだ闇に包まれています。そこに光を当てることに価値を感じます。
男性サバイバーの方になぜ回復に取り組んでほしいのか?それは、諦めなければ何らかの回復が可能だと信じているからです。回復をし始めると、想像以上の気づきと成長が手に入ることがよくあります。
性的虐待に関してカウンセリングを受けるタイミングはあなたが「よし何とかやってみよう!」と決意される時だと思います。
言い換えれば、「心地よい感じ」でカウンセリングで相談してみようと思うことは5年経っても10年経っても来ないと思います。
カナダで男性サバイバー支援のパイオニアであるドンライト氏は言う「性被害の回復に踏み出すことは決して「心地よい(comfortable)」ことではなく「決意する(ready)」ということです。」
性的虐待の回復、さらなる成長の道のりをご一緒させて下さい。たくさんのツールや知恵もご用意します。
回復の定義によりますが、あきらめなかった方の多くは回復されています。その回復力に勇気をもらっています。挑戦するサバイバーこそ本当のHEROだと感じます。
未来をイメージしてみませんか?安心感があり、幸せな日々を。堂々と自信があり、笑顔の日々を。 それを実現させることは可能だと信じています。
きつい言い方かもしれませんが、ただ苦しんで「待って」いてもトラウマはよくならないと言われています。
「時間が解決してくれる」というのはトラウマやPTSDにはあてはまりません。
もちろん20年、30年耐えれば少しは楽になってくるかもしれませんが、、、
効果的なトラウマセラピーを受けて、抱えている辛さが少しずつ楽になっていく人は多いです。